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コンサート「森の音楽会」

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TE HANDEL音楽部&室内楽大磯 水島愛子


「森の音楽会」 ーバロックの夢ー

2023.1.29(日)  


演奏:室内楽大磯(Chamber Ensemble Oiso)

violin 水島愛子

piano 平沢匡朗


[Program]

G.F.Händel: Sonata for Violine , Basso continuo Op.1 No.13 D-Dur

A. Vivaldi: Sonata Op.2 No.6 C-Dir

J.S.Bach: Sonata for Violine , Harpsichord No.3 E-Dur


1月29日(日)

お昼の部 12:00-13:00

午後の部 15:00-16:00

チケット代金 3,500円

(全席自由・6歳以上入場可)



※お申し込みはメールまたはお電話にて  tel/0463-26-9755  mail/info@tehandel.com

※メールでお申し込みの際は、下記をご明記ください。


件名:アンサンブルコンサート申し込み

1) お名前 2)お電話番号 3)ご希望の回(午前・午後) 4)お申し込み人数

 

ごあいさつ


TE HANDELの芸術作品世界と生の音を提供すると"室内楽大磯”との共存をお約束する第二回目が実現致します。

今回、夢溢れる童話の世界の様な絵画の中で、音楽の原点に近いバロック音楽をヴァイオリンとチェンバロの小さな形のスピネットと共に聴いていただきます。

大磯の山と海が共存する自然の中に、大自然に恵まれた中世のヨーロッパの風景とが重なり合う 夢を、描いて行かれる音を響かせられればと思います。


水島愛子



チェンバロ・スピネットについて


バロック音楽の中で使われる事により馴染み深い楽器であるチェンバロは、ピアノが登場するまではヨーロッパで広く愛好された鍵盤楽器です。チェンバロはイタリアの呼び方であり、ドイツではハープシコード、フランスではクラブサンと言います。

チェンバロの起源については諸説ありますが、14世紀後半の文献にはこの楽器についての最初の記述があり、生まれたのもこの頃と思われます。あの戦国武将、織田信長も南蛮渡来のチェンバロを聴いた事があるという伝説があります。

昔は鳥の羽の軸を削って作られたとも言われる爪を鍵盤と連動させながら、チェンバロは弦をはじいて音を出します。その音色は、フェルトで包んだハンマーで弦を叩いて発音するピアノとは違った独特の味わいに満ちています。

今回使用されるのは、主にイタリアで発展したスピネットと呼ばれる小型の楽器で、現代のチェンバロ製作者、ドイツのザスマン氏(Sussmann)制作のものです。


平沢匡朗


 

Profile

水島愛子(ヴァイオリン)

3歳より中村太郎、鈴木鎮一両氏の下でヴァイオリンを始め後に宗倫安氏に師事。

桐朋学園大学音楽部弦楽科を卒業後、ウィーン国立音大でEdith Steinbauer、 Franz Samohyl 、室内楽をAlfred Staar に師事、同大学を最優秀で卒業。

1971年Josef Haydn 国際弦楽四重奏コンクール(ウィーン)にてプリマリウスを務め一位入賞、同年J.S.Bach国際コンクール ヴァイオリン部門特別賞受賞。

ニュールンベルグ響、ミュンヘン室内合奏団を経て1976年~2010年迄バイエルン放送交響楽団第一ヴァイオリン奏者。

1984~1996年サイトー記念に参加。

2011年~2018年3月、東京音楽大学、オーケストラ、室内楽客員教授。

兵庫芸術文化センターオーケストラ、ミュージックアドヴァイザー。

子供の指導に力を入れ、オーストリアを始めミュンヘン近郊にて音楽夏期講習 „music atelier für Kinder“を毎年開催、2017年よりドイツVilla•Sawallischにて室内楽講習会も開催。

2020年(令和ニ年)兵庫県文化功労表彰を授与。


平沢匡朗(チェンバロ)

桐朋学園大学卒業。福元さざれ、中山 靖子、渡邉 康雄、デートレフ・クラウスの各氏に師事。GPAダブリン国際ピアノコンクール特別賞受賞。

堤俊作指揮ロイヤルチェンバーオーケストラ定期演奏会でのベートーヴェンの第4番、東京交響楽団とのモーツァルトの第24番など、各地でのピアノ協奏曲のソリストとして招かれたほか、ダブリン、ウィーン、東京など国内外においてのピアノリサイタル、NHK・FM『FMリサイタル』などの放送出演など、独奏者として幅広く活動している。ピアノ・ソロCDに『平沢匡朗 プレイズ モーツァルト』(2006年 9月レコード芸術誌準推薦)『平沢匡朗プレイズベートーヴェン』他多数あり、高い評価を得ている。最近の活動としては、モーツァルトのピアノソナタ全曲連続演奏、ピアノ、指揮の2役によるモーツァルトのピアノ協奏曲の演奏会、1871年製シュトライヒャーピアノを使ったピアノ演奏会などがある。チェンバロの演奏にも意欲を示し、日本フィルハーモニー交響楽団とバッハのブランデンブルク協奏曲第5番を演奏するなど、幅広く活動している。




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